痛風患者のプリン体の摂取量 1日の目安は?

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痛風患者のプリン体の摂取量 1日の目安は?

病院の検査で高尿酸血症や痛風と診断された場合、毎日の食生活ではとくにプリン体の摂取量について、十分に注意しなければなりません。そもそもプリン体とは、穀物や肉や魚介類に含まれている成分のひとつで、身近な食べ物や飲み物にはレバーや白子、ビール、いくら、アジの干物などに含まれています。

 

痛風にかかる前に、プリン体が多く含まれた食材の摂取はできるだけ控えたほうが良いですが、とくに男性は仕事上のお付き合いでビールを飲む機会も多いので、なかなかそうもいきません。

 


プリン体の1日の摂取量の上限は400mgですが、中には「毎日の食事で1日に400mgまではプリン体を摂取しても良い」と安易に考える人もいるようです。しかし、そうではなく、1日の摂取量の限度が400mgですから、ふだんからこれよりも少なめに摂取することです。とくにビールが好きな人は、晩酌で毎日飲む人もいるので、これを1週間のうち、2、3日に減らすと良いでしょう。普通のビールなら、500ml入りのものを1本が限度です。または、プリン体が含まれていないノンアルコールビールに替えると良いでしょう。

 

痛風の原因とされる高尿酸血症は、体が酸性に傾いている状態なので、体内で中和させる必要があります。野菜や海藻類や果物を食べて、体を弱アルカリ性に保つように心がけることがポイントです。


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