痛風に断食は効果ある?
痛風の症状を改善させるために、断食を行うことによって効果が得られるという話を耳にしたことがありますが、どのような感じなのでしょうか。断食といっても、数日間も食事をまったくしないようでは、かえって体に負担をかけてしまうので、正しい方法で行うことが大切です。
痛風にかかりやすい人もいればかかりにくい人もいますが、その原因のほとんどが毎日の食事です。プリン体が多く含まれているアジの干物やビールなどをたくさん摂取すると、痛風にかかるリスクが高くなります。痛風にかからないためには、プリン体が多く含まれている食べ物を極力摂取しないのがベストです。
そして、断食を行うことでプリン体を摂取することもなくなるので、体質を改善させるためには良いことです。ただし、断食とはいっても、1日か2日程度のプチ断食ダイエットと考えると良いでしょう。
最初から2日間も断食すると、体がまだ慣れていかないので、初めのうちは1日3食のうちの1食を抜いて、慣れてきたら1日に1食にするといった形で自然に慣れるようにします。3食のうちの1食を抜いても、ミネラルウォーターや白湯を飲んだり、野菜ジュースを飲んでビタミンやミネラルなどの栄養素を摂取するのはもちろんOKです。ただし、野菜の種類によっては、プリン体が含まれているものもあるので、注意しましょう。
本来、断食は痛風の症状を治すために行うものではなく、食べない時間を作ることによって体をリセットしてデトックスして、体質を改善させて健康を維持することが目的です。
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