偽痛風とは?原因や痛風との違い

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偽痛風とは?

痛風にかかると、その名の通り、風が吹いても体の痛みをともなう症状が特徴的ですが、これとよく似た言葉で、偽痛風(ぎつうふう)についてご存知でしょうか?

 

偽痛風とは英語で「Pseudogout」と言い、痛風と症状がよく似ていますが、ピロリン酸カルシウム(CPPD)が体内に沈着したことが原因とされる関節炎の病気のことを言います。

 

このページでが痛風と偽痛風との違いについてご紹介していきますね。

 


原因や痛風との違い

自覚症状としては、痛風によく似ていますが、痛風の人に見られる高尿酸血症の症状が出ないのが偽痛風の特徴です。痛風は、関節が炎症を起こした状態であるという点では、偽痛風と共通していますが、尿酸円の結晶が関節の炎症の原因です。症状がよく似ていても、その原因には違いがありますので、体に異常を感じたら、速やかに医師の診察と検査を受けて、早めに治療することです。

 

偽痛風は、とくに60代以降の人に発症する病気で、膝関節に症状が多く出ますが、他の部位の関節にも症状が出る人もいます。偽痛風は、痛風や関節リュウマチや化膿性関節炎とも症状が似ていますが、関節液を採取して検査して、関節液にピロリン酸カルシウムの結晶が存在していることがわかれば、偽痛風と診断されるのが一般的です。
痛風または偽痛風と診断された場合、毎日の生活習慣や食生活を改め、栄養が偏ることがないように、そして運動不足にならないように十分注意する必要があります。


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